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応急処置と初期対応

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12月7日 県連秋季安全登山講習会 「応急処置と初期対応」というテーマで、国際山岳看護師 大西愛美さんによる講習会が行われました。 大西さんは山の子会員でもあります。 山での三大死因(外傷・低体温症・心臓突然死)と命を救う三つの技術(止血・気道確保・低体温対策)を学びました。 出血が多い場合、止血は手でぎゅっと握るよりも、自分の体重をかけて押さえると楽だそうです。たしかに! 自分のファーストエイドキットを持ち寄り、使い方を共有しました。 低体温症予防に有効なサバイバルシート。 午後からはグループに分かれてシミュレーションを行いました。 気道を確保するための体位変換では、首から腰までの脊椎をねじらないようにして、できるだけ大人数で行うと負担をかけずに行えます。 外傷が疑われる場合、頭や首は特に慎重に! 最後に、山の子会長によるツェルトの張り方やストックを使った松葉杖の作り方講習もありました。 数に余裕があれば、入り口側は二本ストックを使うと出入りが楽になるそうです。 松葉杖はテーピングテープと木の棒で簡単に作れ、強度も十分ありました! 今回は県連の会員だけでなく、県外や一般の方にも多くご参加いただきました。 非常に内容が濃く、ためになる講習でした。大西さん、ありがとうございました!

'251102大剣小剣尾根

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 石鎚山へ成就から登るときに通過する前社森、 そのあたりから東へ延びる大剣小剣尾根という岩稜を登った 尾根を急登して小岩峰を越えると お目当ての3.2峰が見えてくる 紅葉した岩峰で登攀と懸垂下降 2峰トップからふりかえると 手前から3峰、大森山、そして一番奥に瓶ケ森 目新しいアングルで周囲の山をながめることができる 冬型の気圧配置で寒風にふるえる登攀になったが アルパインチックな一日を楽しんだ

2025-10-06 西ノ冠岳南稜

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昨年の東壁、西稜に続いて南稜を登攀してきました。 西ノ冠岳と面河ノ頭のコルが南稜のはじまりです。 登山道を外れて基部に向かいました。 (左)Ⅲ峰 (右)Ⅱ峰 まずはⅢ峰 20m カム3、立ち木2 左に高瀑渓、右は面河本谷と斜面がつながっているので、高度感がすごい! 続いて(右)Ⅱ峰 (左)Ⅰ峰 Ⅱ峰 15m 立ち木4 Ⅰ峰 10m ハーケン1、立ち木2 Ⅰ峰のあとは、ピークまで笹とシコクシラベの斜面 眺めは素晴らしく、天気にも恵まれ、印象に残る紅葉クライミングでした!

'250907-08ハト谷

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 加茂川、名古瀬谷の奥にあるハト谷、 西之川林道、瓶ヶ森登山口より一段下のヘアピンから出発して シラサ峠に上がって終了のコースを二日かけて遡行した。 谷の水量は多めで、 アブたちはほとんど見当たらなかった。 滝やゴルジュを巻いたり登ったり繰り返し、 夕方近くに1050mあたりで幕営適地をみつけた! そこで また一難、火付けに苦労したぁ…… 二日目も次々あらわれる滝を どんどこ登る登る フィナーレは、ほぼヤブこぎなしでシラサ峠のベンチに飛び出した。 思った以上に滝が多くて美しい、 手ごたえのあるハト谷でした。

'250817大保子谷左俣

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 加茂川の支流、谷川の大保子谷を遡行した。 入渓地は国道194号寒風山トンネルの愛媛県側入口あたり、 遡行終了点は瓶ヶ森と西黒森の間のコル。 つまり瓶ヶ森林道の脇に立つ吉野川源流碑へ 北側(裏側)から上がってくることになる。 この谷の魅力のひとつは下部の渓相、 切りたった両岸に囲まれた函状の渓相に…… 乳白色や碧色のうるわしい河床がずっと続く 午前の光が差し込み、流れくだる水が七色に変化する 中間部の崩壊地を過ぎると、やがて大保子林道の橋をくぐる 右俣を分けると上部、滝が現われはじめると同時に…… キレンゲショウマの群生地が 数百mにわたって両岸に点在する! 上二俣には絵になる滝が連なっている しだいに谷の傾斜が増してナメ廊下が続くと、もう源流域の風情 ゴール(瓶ヶ森と西黒森の間のコル)にはあと少しの頑張りだった 美しい渓相とキレンゲショウマの花畑、 間違いなくまた訪れたい谷だ

2025-07-20,21 御塔谷

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 会員5名で御塔谷で 沢泊まりを楽しんできました 西之川から入渓 巨岩の多い御塔谷 明るく開放的で 水の流れは豪快です 岩原の橋の下の激流は 名田さんが突破👏 残る4名は引っ張ってもらいました 左俣との出合でビバーク 翌朝の滝行 12mの大滝を 大崎さんリードでクライミング 見あげると石鎚北壁 最後は癒しのナメ滝でした 焚き火泊 最高!